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【座談会レポート②】Z世代の私たち・インターン生が防災や危機管理について話してみた



こんにちは!デジサス編集部インターン生の水谷です。

私は現在、都内の大学にて法学部に所属しており、憲法や民法など法に関する様々なことを学んでいます。



インフォコムではインターン生として在籍し、エマージェンシーコールを通してより良いサービスを提供できるよう奮闘しております。 先日、私たちインターン生とデジサス部のメンバーで「Z世代が考える危機管理・SDGs」について座談会を行いました。 「準備をしなければ」と思いながら後回しになってしまいがちな防災。今回は、私たちZ世代が考える危機管理をレポートいたします。皆様が危機管理を改めて考えるきっかけとなりましたら幸いです。

SDGsに関する座談会①はこちら


東日本大震災の体験・その後の変化


座談会に参加した私たち学生インターン3人は、小学校低学年の頃に東日本大震災を経験しました。


私は愛知県出身のため震災による地震の揺れは経験したものの、それ以上の被害を受けることは幸いありませんでした。そのため、学校内でも家庭内でも防災に対する意識の変化は特になかったと認識しています。 一方、埼玉県出身の小林さんは小学校の教室の窓が割れるなどの被害が、神奈川県出身の磯部さんは停電を経験するなどの被害を受けたと話してくれました。地震により学校では避難訓練の実施回数が増えたり、防災知識の重要性を目の当たりにし防災意識が変化したりと震災による影響を感じていたようです。


災害への備えについて


小林さん、磯部さんは震災当時の買い占めの殺到から食料品のストックを、停電の経験から防災リュックを用意するようになったそうです。また震災後は両者共に災害があった場合の家族との連絡手段や集合場所を共有するようになったとのことでした。 しかし、食料品のストックがすぐに減ってしまったり、また引っ越しなどをして家族が離れ離れになった後改めて集合場所や連絡手段の確認をしていなかったりと、震災から時間が経った今、備えが脆くなっている印象を受けました。いつもの日常に突如現れる災害。遠い存在だと思ってしまいがちだからこそ、防災意識を継続する難しさを感じました。



防災を自分事化するには?


実際に経験する以上の自分事は無いですが、それでは備えとなりません。 「岩沼みんなの家のCSR研修」に参加した小林さんは、被害に遭った人の話を聞き、感情面に重きを置くことだったり、被害の数字や試算は出なく捉えやすい実際の体験にフォーカスすることだったりと、実体験に注目することで感情が動き、自分事化に繋がるのではないか、提案していました。 私はインターン座談会を通じて、「きっと大丈夫だろう」と思っていた自身の防災意識の低さを痛感しました。また災害への備えに関して話題が出た時に、「自分は一体何を準備しているのだ?」と不安が広がり背筋がゾワっとしたのを覚えています。私は今回の座談会の後、今まで防災についてほとんど話題にあがったことがない両親と防災に関して話すことができました。このことから「自分は大丈夫?家族との連絡は?停電したら?」など具体的な防災を考えたり話したりすることで、災害を身近に感じ自分事化する機会になると実感しました。




私たちができること


災害は誰のせいにもできません。災害が起きた時に自分がどのように在りたいか、一度考えるだけでも防災意識への捉え方が変わります。災害が起きてしまってから後悔をしないためにも、まずは防災に関して触れ、「備えをしなければ」という意識を持つこと。次に、どのように防災意識を継続すれば良いか考え行動すること。皆様それぞれに合う方法が必ずあります。周りの人に話を聞いたり調べたりしながら、ご家族や自分自身を守るために「自信を持つことができる防災」を考えていきましょう。


インフォコムが提供する危機管理サービス


インフォコムでは、企業や自治体向けに、危機発⽣時の初動対応から事業継続対応後のBCP⾒直しまで、 企業の危機管理をトータルでサポートするサービスを提供しています。いざという時、担当者の不安を軽減し的確な災害対応を支援するため、これからもお客様に役立つサービスを提供していきたいと考えています。



東日本大震災の経験を風化させず、これから起こりうる災害に備えるため、私たちもサービスを通じ貢献していきます。

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