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3年ぶりに模擬災害体験演習(モックディザスター)を開催しました!



こんにちは、デジサス編集部の藤田です。


2022年11月25日(金)に東京ミッドタウンホール&カンファレンスにて、 模擬災害体験演習(モックディザスター)を開催しました。 本日は、当日の模様をご紹介します。



登壇者:危機管理コンサルタント髙橋克彦


弊社の危機管理コンサルタント髙橋によりこれまで定期開催してきた人気の体験型セミナーになります。

新型コロナウイルスの影響で、オフラインで開催するのは2019年11月以来、約3年ぶりでした。 今回は14社21名様に参加いただきました。参加いただいた皆様、ありがとうございました。


<開催情報> ・日時 :2022年11月25日(金)13:45~17:00(演習時間は120分) ・場所 :東京ミッドタウン&カンファレンス ・対象 :危機管理ユーザー情報共有会に参加頂いた企業様 ・主催 :インフォコム株式会社

※新型コロナウイルス感染防止策として、消毒、検温、マスクの着用、換気などを徹底した中で開催しました。



受付で検温、消毒を行っております。


前回公開した記事に危機管理ユーザー情報共有会について記載しました。 8月に発足した危機管理ユーザー情報共有会では、下記3点を目的に 各社の取り組みや考えを共有してきました。

① つながる:業種・業態・地域・利害を超えて、危機管理に関するお困りごとやお悩みごとを気軽に相談できる          

         関係を築く ② 共有  :危機管理に関する考えやアイデアを共有することで危機管理対応向上をめざす ③ 貢献  :皆様と一緒に「危機対応」のあり方を進化させ続け、危機に強い社会にする

今回は危機管理ユーザー情報共有会の中間イベントとして、模擬災害体験演習(モックディザスター)を開催しました。 モックディザスターを体験していただき、ディスカッションを通じて新しい気づきを持ち帰っていただくとともに、オフラインでの交流によってさらに関係を深めていただくことを目的としています。


模擬災害体験演習(モックディザスター)とは

今回開催したモックディザスターは、事業に与える影響を想定したリスクシナリオに基づき、模擬災害体験演習を災害対策本部の立場で体験していただくセミナーです。


各テーブル6~7人のグループで災害対策本部メンバーとして役割分担し、発災から2~3日までの災害対応を体験します。

今回のモックディザスターは「リモート型」の災害対策本部訓練を行いました。 リモートワークが定着する前の災害対策本部は、拠点が被災地内であっても「参集型」で編成されていました。 自宅や地域が被災していても招集する、被災していない地域から被災地の拠点に参集する、というような風潮があったと思います。

リモートワークが普及し定着した今の災害対策本部は、被災地側は災害対応活動に集中し、被災地外での災害対策本部編成が可能となっています。


また、災害は平日よりも夜間休日に起こる確率の方が高く、事業継続としては出社困難になる状況を考えておく必要があります。

そのため、今回のモックディザスターでは、「リモート型」の災害対策本部訓練を行いました。


震度7の地震が発生したら、災害対策本部メンバーとしてどのように対応しますか?

今回は、東京都で最大震度7の地震が発生した場合の演習を行いました。



地震の情報、会社や工場の被害状況、交通情報などを配布資料で確認しながら災害対策本部メンバーで役割分担し、対応を検討しています。




各チームで検討した対応方針を発表し、皆さまに共有しています。


<地震発生時に想定される被害状況(一部抜粋)> ・オフィス内の天井の一部が落下しています。建物構造には被害はありませんが停電・断水、エレベーターが停止しています。 ・首都圏の公共交通機関は全線運休中です。 ・首都圏の高速道路は全面通行止めです。 ・建物の倒壊などで都内各地で道路が通れなくなっており、各地で交通規制が行われています。 ・深刻な交通渋滞による消防車両のアクセス困難、及び同時多発火災により、木造住宅密集の市街地は広域的に大規模な延焼 火災が発生しています。

上記は想定される被害状況を一部記載しておりますが、災害対策本部メンバーとしてどのように対応しますか?


首都直下地震の想定

実際に、首都直下地震は今後30年で約70%の確率で発生すると言われています。 2022年5月25日、東京都の防災会議地震部会から新しい首都直下地震の被害想定が公表されました。

M7クラスの首都直下地震として、「都心南部直下地震」「多摩東部直下地震」「大正関東地震」「立川断層帯地震」「南海トラフ巨大地震」それぞれの被害想定が公表されています。 報告書はこちら (出典:東京都防災ホームページ)


働き方が多様化する昨今、いざという時に災害対策本部メンバーとして対応できるよう、備えておく必要があります。


最後に、今後も模擬災害体験演習(モックディザスター)をはじめ、BCP策定、有事の初動対応、従業員の安否確認など様々なテーマのイベントを随時開催予定です。ご興味がある方は是非、お気軽にご参加ください。 ※イベント開催の詳細はこちらからご覧いただけます。 今後もイベント開催レポートやユーザー様向けの情報などをこちらに更新していきますので、是非ご覧いただければ幸いです!

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