top of page

【ユーザー同士のミニ情報共有会レポート#06】インフォコムが考える新サービス構想案を話し合ってみた



こんにちは、デジサス編集部インターン生の小林です。

今回は2023年12月12日(火)に開催した「ミニ情報共有会」についてご報告いたします。


目次

・ミニ情報共有会とは?

・第6回ミニ情報共有会のテーマと内容

・インフォコムが考える新サービス

 ・災害発生時の情報収集から意思決定プロセスにAI技術を活用したサービス

 ・Well beingを目指したスケジュール管理サービス

・フリーディスカッション

・最後に


ミニ情報共有会とは

ミニ情報共有会では、危機管理に関するテーマを設定し、参加企業同士で情報共有やディスカッションを行います。興味のあるテーマに参加することが可能で、1回の開催は約2時間、月1回程度のペースで行っています。


これまでに5回のミニ情報共有会を開催しており、過去に開催したミニ情報共有会の詳細レポートは下記リンクからご覧いただけます。



第6回ミニ情報共有会のテーマと内容

今回のテーマは「インフォコムの考える新サービスのご紹介とご相談」です。

当日はオンラインで開催し、新サービスの紹介と参加企業からの質問や意見を通じた議論を行いました。



災害発生時の情報収集から意思決定プロセスにAI技術を活用したサービス


弊社木村の方から以下のようなサービス構想をご説明いたしました。

  

コンセプト

BCPに関連して災害発生時に従業員の安否確認や被害状況の把握などの意思決定に

つながる情報(インテリジェンスサイクル)を的確に整理して状況判断に活かしていくためのサービス

※BCPとは…「Business Continuity Planning」の略で、様々な災害が発生した際、

企業が事業活動を継続するための計画(事業継続計画)のこと


こちらの構想案の想定している課題としては

・収集した情報の取捨選択に時間がかかること

・注視すべき情報が担当者ごとに異なること

・報告の自動化ができていない

などを想定しています。


こちらの課題に対し、ICTの活用・実行を行うことで、

 ・社内の負担を軽減できる

 ・混乱した状況で総合的な判断ができる

 ・災害対策に詳しくない人達でも扱いやすい

などの効果が期待できると考えています。


この構想案を実現する課題点としては、回答の正確性・信頼性をどのように確保していくのかなどが挙げられ今後改善していく必要があると説明いたしました。



ミニ情報共有会の様子


この新規案に対し、参加企業様からは

・内外状況変化の集約は面白い

・外部企業の情報をどのように集めてくるかが疑問

・地図情報との連携もあったらいいのでは?


などの様々な意見をいただくことができました。


社員のWell beingを目指したスケジュール管理サービス


次のタームでは弊社根岸の方から以下のようなサービス構想をご説明いたしました。


コンセプト

仕事ではスケジュール管理が計画通りに進みますが、プライベートでは予定が立てられずおろそかになることはありませんか?このような課題に対処するため、本サービスでは仕事もプライベートも一括で集約・管理できるようになります。


こちらのサービスではWell-Beingの視点よりビジネスパーソン個人に着目し、データの整理や分析、レポーティングを行い、スケジュールやタスク遂行を補助するためのサービスです。


  ・勤怠の締め日、健康診断予約の通知

  ・他スケジュール管理システムとの連携による相互フィードバック

  ・役立ちそうな記事の通知


等の機能を実装することで社員のQOLを高めていくことを可能にするサービスを目指しています。


このサービスに対しても企業様から以下のようなご意見をいただくことができました。


 ・プライベートのQOLが高まるかもしれない

 ・会社にプライベートを知られたくないという精神的課題がある

・個人と会社の情報連携はセキュリティ課題があるかも




ミニ情報共有会の様子



フリーディスカッション

こちらのタームでは、特定のテーマを設定せず、各企業が気になる事柄や相互間での話し合いが行われました。


議論の中心は、やはり災害時の対応に関するものであり、企業が事業継続計画(BCP)を実行する際の要望や課題について話し合われました。


特に問題視されたのは、会社や従業員が災害に対して十分な危機感を持っていないことでした。訓練を行っていても、実際の危機感の程度が把握できていないことが指摘され、より現実的な防災訓練の必要性が強調されました。


また、被害の発生や避難の必要性が自身に直接影響するという実感が欠如している人々に対し、危機感を喚起することの重要性も述べられました。


参加した企業は業種こそ異なりますが、災害に対する意識は共通して重要視され、危機感を持って取り組もうとする姿勢が感じられるディスカッションとなりました。



最後に

今回のオンラインミニ情報共有会はこれまでと少し方向性を変え、弊社の新サービスのご紹介とディスカッションを行いました。参加してくださった企業様から多くの貴重なご意見をいただき、弊社としては非常に刺激的で収穫の多い会となりました。今後も、皆様からいただいたご意見をもとに、サービスの向上に努めていきます。

Comments


bottom of page