こんにちは!デジサス編集部の木村です。
9/9(土)10(日)に京都で開催された、KYOTO INNOVATIVE HACKATHON 2023に参加しました!
イベント最後の集合写真
イベントについて
このイベントは株式会社Z2ALPHA と TOMOIKI VENTURES株式会社 の共催で、学生にとってはスキル向上や企業・学生との繋がりの構築、企業にとってはエンジニア不足解消や採用課題の解決を目的にしたイベントです。
イベント内容としては、京都のインバウンドでの課題に対し、課題へのICTによるアプローチ方法、その実装、発表及び評価までといったビジネスで行われるサービス開発における一連の流れを学生がチームを組んで取り組み、スキルを身につけるといった活動でした。 インバウンドが増加している現在の京都にピッタリのテーマですね。実際にハッカソン会場の三条も外国からの観光客で賑わっていたのが印象的でした。(バス停に並んでいたら「銀閣寺行きのバスはここで合っているか?」と外国人観光客から聞かれました。) インフォコムはメインスポンサーとして協賛し、EMC・BCPortal・Lookatを担当する入社4年目社員3名が、メンターとして参加しました。危機管理グループとしてハッカソンにメンターとして参加するのは初めての取り組みで、学生との交流を通じて社会課題への新しい角度からのアプローチ方法に触れることができました!
インフォコムの企業紹介
とても短い開発期間の中、参加チームはさまざまな技術を駆使し、互いに協力して、完成度の高いアプリを作成していました。
・観光客が巻き込まれたトラブルに特化したSNS
・ARで周辺状況の多言語での情報が表示されるアプリ
・日本のマナーを啓発するゲーム
・ポイ捨てを減らすゴミ箱マップ
所感
学生の皆さんがこの短期間で完成度の高いアプリを作り上げたのは以下3点が関係していたのではないかと思います。
第一に何といっても熱意です。中には3日間で4時間睡眠の中開発に熱中していた学生もいましたが、、、(笑) 動くまで諦めない意志や技術やデザインにこだわりをもって取り組んでいたと思います。
第二にチームの仲の良さです。 サークルのメンバーで参加し元々面識のあるチームだったこともあり、コミュニケーションがどのチームも活発でした。またチーム最年長の方がチームの技術力を下支えし、役割分担が明確になっていました。
第三に集中して開発に専念できる環境です。 これはビジネスになるとなかなか難しいですが、分散していない作業時間の確保や一つのモノづくりに専念できる環境も大きな理由だったのではないかと思います。
活動の様子
学生たちが熱中してモノづくりに取り組んでいる姿を見ているうちにメンター自身もハッカソンに加わりたい、何か開発したいという気持ちになっていました。モノづくりの楽しさという初心に立ち返ることができ、また、ユーザーの視点(今回は京都府や京都にある店舗の方々)になってみるとICTってこんな簡単に言語の壁を乗り越えられるの!?楽しそう、早く使ってみたい!そんな気持ちになりました。
弊社としても危機管理・SDGsの観点で社会・企業の課題解決を支援するサービスを展開していますが、お客様にプラスの驚き・実効力の向上を感じていただけるよう今後もサービス活動を行っていきたいと思います。
※インフォコムでは、企業や自治体向けに、危機発⽣時の初動対応から事業継続対応後のBCP⾒直しまで、 企業の危機管理をトータルでサポートするサービスを提供しています。詳しくはこちら。
学生からの相談を受けているインフォコムのメンター3名
最後に
今回メインスポンサーとして、インフォコム賞🏆を設けていただきました。私たちは、作成したアプリをビジネス展開をすることを仮定し、3C(Customer:市場・顧客、Competitor:競合、Company:自社)は分析できていたか、QCD(Quality:品質、Cost:コスト、Delivery:納期)は満足のいくものだったか、という点を評価しました。
受賞したのは、、、
「日本のマナーを啓発するゲーム」を開発したBlue Lights!インバウンドの課題をゲームで解決するという独創的な発想や、運用コストまで考慮されている点、他のチームよりも少ない体制での完成度などを評価しました。
「ゲームのデザインに苦戦した」とのことだったので、次はデザイナーを仲間に引き入れられることを祈っています!改めてBlue Lightsの皆さん、おめでとうございます!!
イベント最後の参加学生との懇談会では、就活などのアドバイスを交えながら、楽しく交流しました。さすが関西の学生、会話するのが面白くてあっという間にお開きです。
学生達の取り組む姿勢に刺激を受け、学生とインフォコムが繋がる、とても有意義な機会になりました!
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